干しえのき茸の作り方ともどし方

乾燥野菜
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四季がはっきりしている日本では季節ごとに旬の野菜や果物が楽しめます。これらの植物を乾燥させることによっていつでも食べられるようにするため、古くからさまざまな干し野菜やドライフルーツの作り方が伝えられてきました。野菜や果物には乾燥することによって旨みが凝縮し栄養価も高まる利点もあります。
是非あなたも自家製の干し野菜やドライフルーツをを作ってみませんか?

 エノキ茸とは

えのき茸はタマバリタケ科のキノコの一つでなべ物や煮物和え物など幅広く利用されているポピューラーなきのこです。

えのき茸手に入りやすく安価なうえにビタミン群が豊富に含まれており栄養価も高い食材ですが、日持ちが悪いので食べきれないときは乾燥させておくと重宝します。

干しえのき茸の作り方

①生のえのき茸は石づきを切り取リバラバラに離します。いくつかに切り離しよく洗います。
②ザルに広げ重ならないようにざるなどに広げ天日乾燥させます。
③乾くまで裏返しまんべんなく乾燥させます。
④からからに乾いたら清潔な瓶などに食品用乾燥剤とともに保存します。

 

天日干しのポイントは

◆鳥などにとられないようにする。
甘いものや鳥の好物のものは蓋つきや干し野菜用ネットに入れて干しましょう。

◆カビに注意
自然乾燥のもっとも気を付けたいことはカビを防ぐことです。
予報などに気を付けてでも天気が続く日を選びます。
雨に濡らさないようにし夜は取り込みましょう。

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干しえのき茸のもどし方

干しえのき茸は特に戻す必要がありません。
シャキシャキして歯ごたえが良く旨みが凝縮されています。
それでも柔らかくもどしたいときはぬるま湯に15分くらいつけてもどします。

 

干しえのき茸のレシピ

 

干しえのき茸の炊き込みご飯の作り方

材料(2人分)
米 2合
干しえのき茸   100g
人参       35㎝
油揚げ      1/2枚
薄口醤油     大匙2
酒大       大匙1
味醂       大匙1
和風だしの素   小匙1
細ネギ      1本

作り方
①干しえのき茸は戻しておきます。
②米は洗って30分くらい置きます。
③えのき茸は3㎝人参と油揚げはみじん切りに、ネギは小口切りにします。
④炊飯器に米を入れネギ以外の材料と調味料を入れ普通に炊きます。
⑤炊き上がったらネギを入れざっくりまぜます。

 

乾燥えのき茸のきのなめたけの作り方

材料(2人分)
干しえのき茸    100g
醤油        大匙2
味醂        大匙2
酒         大匙1
水         大匙3

作り方
①干しえのきは適当な大きさに切ります。
②小鍋に調味料と水、えのき茸を入れ火にかけます。
③混ぜながら汁がなくなるまで煮詰めます。

※生のえのき茸でもできますが乾燥したものは旨みが凝縮されてよりおいしく仕上がります。
乾燥している分水分がないので水を足しました。

 

干しえのき茸の効果・効能

● 生活習慣病予防
● 骨粗しょう症予防
● ダイエット効果
● ストレス軽減
● 免疫力を高める
● 冷え性緩和
● 貧血予防
などの効能が期待されています。

 

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