干しゼンマイの作り方ともどし方

乾燥野菜
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四季がはっきりしている日本では季節ごとに旬の野菜や果物が楽しめます。
これらの植物を乾燥させることによっていつでも食べられるようにするため、古くからさまざまな干し野菜やドライフルーツの作り方が伝えられてきました。
野菜や果物には乾燥することによって旨みが凝縮し栄養価も高まる利点もあります。
是非あなたも自家製の干し野菜やドライフルーツをを作ってみませんか?

 

ゼンマイとは

ゼンマイ(薇)は、ゼンマイ科の多年生のシダ植物で若い葉を山菜として佃や煮物などで食べられています。

ビタミンやミネラルの他、抗酸化作用のあるビタミンCやE、β―カロテンも豊富に含まれています。
アクが強いので乾燥させるときはゆでてから干します。

 

干しゼンマイの作り方


①ゼンマイは綿のような部分を外し茎だけにします。
②鍋にお湯をたっぷり沸かしぜんまいを入れポツポツ泡立ってきたら箸で裏返しまたポツポツしてきたら火を止めます。
③水けを切りザルなどに並べて天日干しします。
④水分が飛んだら手で揉みます。
⑤揉む作業を繰り返しからからに乾いたら清潔な瓶などに保存します。

 

天日干しのポイントは

◆鳥などにとられないようにする。
甘いものや鳥の好物のものは蓋つきや干し野菜用ネットに入れて干しましょう。

◆カビに注意
自然乾燥のもっとも気を付けたいことはカビを防ぐことです。
予報などに気を付けてでも天気が続く日を選びます。
雨に濡らさないようにし夜は取り込みましょう。

 

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干しゼンマイの戻し方

①たっぷりのお湯を沸かし食べる分量だけのぜんまいを入れサッと煮沸かします。
②そのまま自然乾燥し一晩おきます。
③食べやすい大きさにカットします。

 

干しゼンマイのレシピ

 

干しゼンマイの煮物の作り方

材料

干しゼンマイ    100g
醤油        大匙4
砂糖        大匙3
味醂        大匙3
酒         大匙3
油         適宜

作り方
①戻した干しぜんまい(戻し方上記参照)を4㎝くらいの長さにカットします。
②フライパンに油を熱しよく水切したゼンマイを炒めます。
③調味料を入れ15分くらい煮含めたら火を止め味を染ませます。

 

干しゼンマイ白和えの作り方

材料(2人分)
干しゼンマイ      80g
人参          4cm
コンニャク       1/3枚
木綿豆腐        1/2丁
白ごま         大匙2
砂糖          大匙1
塩           少々
醤油          少々
マヨネーズ       大匙1

作り方
①戻した干しゼンマイ(戻し方上記参照)を4㎝くらいの長さにカットし、コンニャクと人参は4㎝の千切りにします。
②豆腐をビニール袋に入れつぶしてからボールに移します。
③摺った白ゴマと調味料を入れて混ぜ合わせます。
(マヨネーズの隠し味がポイントです。)

 

干しゼンマイのナムルの作り方

材料(2人分)
干しゼンマイ    80g
醤油        大匙1
味醂        大匙1
酒         大匙1
卸しにんにく    小匙1
煎り白ゴマ     大匙1
ゴマ油       大匙1
だし汁       100㏄

作り方
①戻した干しぜんまい(戻し方上記参照)を4㎝くらいの長さにカットします。
②フライパンにゴマ油を熱しゼンマイを炒めます。
③だし汁と調味料を加えほとんど汁けが飛ぶまで炒めます。

 

干しゼンマイの効果・効能

● 老化予防
● 便秘解消
● 風邪予防
● 生活習慣病予防
● 貧血予防
● 血圧安定
● 免疫力強化
● 骨を丈夫に保つ
などの効能が期待されています。

 

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