干しゲンノショウコの作り方ともどし方

乾燥ハーブ
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四季がはっきりしている日本では季節ごとに旬の野菜や果物が楽しめます。
これらの植物を乾燥させることによっていつでも食べられるようにするため、古くからさまざまな干し野菜やドライフルーツの作り方が伝えられてきました。
野菜や果物には乾燥することによって旨みが凝縮し栄養価も高まる利点もあります。
是非あなたも自家製の干し野菜やドライフルーツをを作ってみませんか?

 

ゲンノショウコとは

ゲンノショウコ(現の証拠)は、フウロソウ科フウロソウ属の多年草で夏にかわいらしい赤紫、またはあい路紫の花をつけます。

ゲンノショウコは下痢や腹痛に効果があると言われ古くから「医者いらず」と言われドクダミセンブリとともに民間薬として伝えられてきました。

タンニンが豊富に含まれており抗菌作用や抗炎症作用があり健胃作用が期待されます。

ゲンノショウコはほぼ日本全土の山野に生育し道端などで比較的容易に手に入りますので見つけたら乾燥させてみましょう。

 

干しゲンノショウコの作り方

①夏の開花期にゲンノショウコの全草を採取します。
②洗って水分をとり根元を2~3本ずつを縛って軒下などにかけるかザルなどに並べて天日乾燥させます。
③からからに乾いたらハサミ細かく出カットし清潔な瓶などに保存します。

 

天日干しのポイントは

◆鳥などにとられないようにする。
甘いものや鳥の好物のものは蓋つきや干し野菜用ネットに入れて干しましょう。

◆カビに注意
自然乾燥のもっとも気を付けたいことはカビを防ぐことです。
予報などに気を付けてでも天気が続く日を選びます。
雨に濡らさないようにし夜は取り込みましょう。

 

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干しゲンノショウコの戻し方

特に戻す必要はありません。
お茶などにそのまま使用します。

 

 

干しゲンノショウコ茶の淹れ方

材料
干しゲンノショウコ

淹れ方

ポットで淹れる

①ポットにゲンノショウコの茶葉を入れ熱湯を注ぎます。
②蓋をしたまま3分ほど蒸らします。

煮沸かして淹れる

①やかんにゲンノショウコの茶葉と水600mlを入れます。
②沸騰したら火を弱め5~7分煮沸かします。

 

干しゲンノショウコの効果・効能

● 下痢改善
● 整腸作用
● 抗菌作用
● 抗炎症作用
● 生理痛緩和
● 便秘解消
● 老化予防
● アレルギー改善
などの効能が期待されています。

 

 


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