これらの植物を乾燥させることによっていつでも食べられるようにするため、古くからさまざまな干し野菜やドライフルーツの作り方が伝えられてきました。
野菜や果物には乾燥することによって旨みが凝縮し栄養価も高まる利点もあります。
是非あなたも自家製の干し野菜やドライフルーツをを作ってみませんか?
わらびとは
わらび(蕨)はシダ植物の1種で初夏にまだ葉が開く前の状態の若芽を採取し山菜として食べられています。
春に採取したら乾燥させて保存しておくと常備食になります。
干しわらび作り方
①収穫してきた蕨はざるや網などに重ならないように干します。
②ある程度乾燥するまでは干しては揉み、干しては揉みを繰り返します。
③カラカラに乾いたら乾燥剤と一緒に瓶などに保存します。
天日干しのポイントは
◆鳥などにとられないようにする。
甘いものや鳥の好物のものは蓋つきや干し野菜用ネットに入れて干しましょう。
◆カビに注意
自然乾燥のもっとも気を付けたいことはカビを防ぐことです。
予報などに気を付けてでも天気が続く日を選びます。
雨に濡らさないようにし夜は取り込みましょう。
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干しわらびのもどし方
①鍋に干しわらびと水を入れ火にかけます。
②沸騰したらざるにあげ再び鍋にわらびと水を入れ沸騰させます。
③これを3回繰り返したら3回目はざるにあげずそのまま一晩置きます。
干しわらびのレシピ
干しわらびのおひたしの作り方
材料(2人分)
干しわらび 100g
和風だし(顆粒) 小匙1
砂糖 大匙1
酒 大匙1
醤油 小匙1
作り方
①干しわらびは戻しておきます。
②わらびを4センチくらいに切ります。
③わらびと調味料を和えます。
わらびのおこわの作り方
材料(2人分)
米 1合
もち米 1合
わらび 80g
油揚げ 1枚
和風だしの素 小匙1
酒 大匙1
砂糖 大匙1
薄口醤油 大匙2
塩 少々
作り方
①干しわらびは戻しておきます。
②米ともち米を合わせて洗って水につけておきます。
③わらびは3㎝人参と油揚げはみじん切りにします。
④炊飯器に米と具材、調味料を入れおこわで炊きます。
わらびとさつま揚げの炒め物の作り方
材料(2人分)
わらび 200g
さつま揚げ 2枚
醤油 大匙2
砂糖 大匙2
味の素 適宜
作り方
①干しわらびは戻しておきます。
②わらびは水けを切り絞って4㎝くらいに切ります。
③さつまあげも4㎝に切り千切りにします。
④フライパンに油を惹きわらびを炒め続いてさつま揚げを炒めます。
⑤砂糖を入れ甘みが付いたら醤油を回しいれ炒めてから味の素を振りかけます。
干しわらびの効果・効能
● 視力改善
● 夜盲症緩和
● 老化防止
● 便秘解消
● 二日酔い予防
● 血行促進
● 生活習慣病予防
などの効能が期待されています。
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