これらの植物を乾燥させることによっていつでも食べられるようにするため、古くからさまざまな干し野菜やドライフルーツの作り方が伝えられてきました。
野菜や果物には乾燥することによって旨みが凝縮し栄養価も高まる利点もあります。
是非あなたも自家製の干し野菜やドライフルーツをを作ってみませんか?
ひじきとは
ひじきは海藻の一つで「ひじきを食べると長生きする」という言い伝えがあるように日本人には古くから親しまれてきた食材です。
ひじきはカロリーが低いうえに食物繊維が多くカルシウムは牛乳の12倍とも言われています。
乾燥したものは店頭で気軽に手に入れることができますが生のひじきが手に入ったら是非乾燥させてみましょう。
干しひじきの作り方
①生のひじきはきれいに洗って酢をいれたお湯で柔かくなるまでゆでます。
②水を切りざるに並べて天日干しします。
③柔かいうちは干しては揉み、干しては揉みをくりかえし真っ黒に乾燥するまで干します。
④からからに乾いたら清潔な瓶などに保存します。
天日干しのポイントは
◆鳥などにとられないようにする。
甘いものや鳥の好物のものは蓋つきや干し野菜用ネットに入れて干しましょう。
◆カビに注意
自然乾燥のもっとも気を付けたいことはカビを防ぐことです。
予報などに気を付けてでも天気が続く日を選びます。
雨に濡らさないようにし夜は取り込みましょう。
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干しひじきのもどし方
乾燥ひじきは戻すと8倍くらいの量になりますので食べる分だけもどして使いましょう。
まずひじきをサッと洗ってボールなどに入れたっぷりの水で30分ほどもどします。
干しひじきのレシピ
干しひじきの煮物の作り方
材料(2人分)
干しひじき 25g
人参 1/2本
油揚げ 1枚
水 2カップ
ほんだし 小さじ1
三温糖 大匙1
味醂 大匙1
醤油 大匙2
作り方
①ひじきは洗ってたっぷりの水で30分ほどもどします。
②人参は千切りに油揚げは短冊に切ります。
③鍋に油を惹き水を切ったひじき、油揚げ、人参をかるく炒め水、ほんだしを入れます。
④煮立ったら火を弱め砂糖、味醂を入れ甘みが付いたら醤油を入れ煮汁がほとんどなくなるまで煮詰ます。
干しひじきの炊き込みご飯
材料
米 2合
乾燥ひじき 10g
人参 1/2コ
鶏もも肉 100g
だしの素 小匙1
醤油 大匙3
味醂 大匙1
酒 大匙2
細ネギ 1本
作り方
①ひじきは洗ってたっぷりの水で30分ほどもどします。
②人参はみじん切り、鶏もも肉は細かく切り、ネギは小口切りにします。
③洗ったお米に分量の水とネギ以外の具材、調味料を入れ普通に炊き上げます。
④ご飯が炊けたらネギを入れてざっくり混ぜ合わせます。
ひじき入り卵焼きの作り方
材料(2人分)
卵 3コ
ひじき 10g
砂糖 小匙1
麺つゆ 小匙1
マヨネーズ 小匙1
作り方
①ひじきは洗ってたっぷりの水で30分ほどもどします。
②ボールに卵を割り入れひじきと調味料を入れよくほぐします。
③フライパンに油を惹き焼いていきます。
干しひじきの効果・効能
● 美肌効果
● 便秘解消
● 冷え性予防
● ダイエット効果
● 肩こり軽減
● 貧血予防
● デトックス効果
などの効能が期待されています。
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