これらの植物を乾燥させることによっていつでも食べられるようにするため、古くからさまざまな干し野菜やドライフルーツの作り方が伝えられてきました。
野菜や果物には乾燥することによって旨みが凝縮し栄養価も高まる利点もあります。
是非あなたも自家製の干し野菜やドライフルーツをを作ってみませんか?
松茸とは
松茸(マツタケ)はキシメジ科キシメジ属のキノコの一つで採取が難しく人工栽培も困難なため高級品として珍重されています。
松茸独特の香りはマツタケオールという成分によるものでβ-グルカンや食物繊維が豊富に含まれています。
松茸は乾燥させることによって旨みが凝縮されます。
乾燥松茸の作り方
①生の松茸は汚れをキッチンペーパーなどできれいにふき取ります。
②薄く切りざるや網などに重ならないように並べて天日乾燥させます。
③からからに乾いたら清潔な瓶などに食品用乾燥剤とともに保存します。
天日干しのポイントは
◆鳥などにとられないようにする。
甘いものや鳥の好物のものは蓋つきや干し野菜用ネットに入れて干しましょう。
◆カビに注意
自然乾燥のもっとも気を付けたいことはカビを防ぐことです。
予報などに気を付けてでも天気が続く日を選びます。
雨に濡らさないようにし夜は取り込みましょう。
家庭用干し機を活用して手軽に干し野菜作り
天日で干した野菜は、自然の力でじっくり水分が抜け、旨味が凝縮されるのが魅力です。しかし、都会ではベランダが狭かったり、衛生面が気になったりして、外で干すのが難しいこともあります。また、天候に左右されるため、せっかく干しても雨に降られてしまうことも。そんなときに便利なのが 家庭用干し機 です。
家庭用干し機は、室内で手軽に干し野菜を作れるアイテムで、温度や風の調整ができるため、安定した仕上がりになります。特に湿気が多い季節でもしっかり乾燥でき、カビの心配も減らせます。また、電動の食品乾燥機なら、短時間で効率よく乾燥できるため、忙しい方にもおすすめです。
さらに、家庭用干し機を使えば、野菜だけでなく果物やきのこ、魚や肉の乾燥保存にも活用できます。干し柿やドライフルーツ作りにも便利なので、幅広い用途で楽しめます。天日干しが難しい環境の方は、ぜひ家庭用干し機を活用して、おいしくて栄養価の高い干し野菜作りに挑戦してみてはいかがでしょうか。
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乾燥松茸のもどし方
干し舞茸のもどし方
①干し舞茸はきれいに水洗いします。
②ボールなどにしいたけとたっぷりの水を入れラップをして2時間くらい置いて戻します。
乾燥松茸のレシピ
干し松茸の味噌汁の作り方
材料(2人分)
干し松茸 1/2本分
水 400㏄
豆腐 適宜
味噌 大匙2
和風だしの素 小匙1
作り方
①鍋に水とだしを入れ火にかけます。
②沸いたら松茸を入れ火が通ったら豆腐を入れ味噌を解き入れます。
干し松茸のお吸い物の作り方
材料(2人分)
干し松茸 1/2本分
水 400㏄
すまき 1本
塩 適宜
薄口醤油 適宜
和風だしの素 小匙1
作り方
①干し松茸は水で戻し、スマキは短冊に切ります。
②鍋に水とだしの素を入れ火にかけます。
③沸いたら干し松茸とすまきを入れ薄口醤油、塩で味付けします。
干し松茸の炊き込みご飯の作り方
材料(2人分)
干し松茸 1本分
米 2合
人参 5㎝
油揚げ 1/2枚
出し昆布 5㎝
だしの素 小さじ1
薄口醤油 大さじ2
酒 大さじ2
みりん 大さじ2
塩 小さじ1/2
作り方
①干し松茸は水で戻しておきます。
②米は洗ってざるにあげ30分置きます。
③人参はいちょう切り、油揚げは短冊切り、松茸は食べやすい大きさにカットします。
④炊飯器にすべての材料と調味料を入れ炊き上げます。
乾燥松茸の効果・効能
● 滋養強壮
● 免疫力向上
● 整腸作用
● 骨粗鬆症予防
● 疲労回復
● むくみ解消
● 便秘解消
などの効能が期待されています。

野菜や果物には乾燥することによって旨みが凝縮し栄養価も高まる利点もあります。
是非あなたも自家製の干し野菜やドライフルーツをを作ってみませんか?
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