これらの植物を乾燥させることによっていつでも食べられるようにするため、古くからさまざまな干し野菜やドライフルーツの作り方が伝えられてきました。
野菜や果物には乾燥することによって旨みが凝縮し栄養価も高まる利点もあります。
是非あなたも自家製の干し野菜やドライフルーツをを作ってみませんか?
クコとは
クコ(枸杞、学名:Lycium chinense)は、東アジア(中国~日本)原産のナス科の落葉低木。食用や薬用に利用される。
北アメリカなどにも移入され、分布を広げている。別名:ウルフベリー、ゴジベリー。
クコは東アジアを原産とするナス科の落葉低木の果樹で食用に薬用に使われます。
中国では古くから滋養強壮の効果のある食材として珍重され不老長寿の妙薬と言われています。
クコの木は日本にも生息し秋に真っ赤な実をつけます。
生のクコが手に入ったら乾燥させてみましょう。
ドライクコの作り方
①秋(10月~11月頃)にクコの実を採取します。
②生のクコは洗って水分をふき取ります。
②ざるにペーパーなどを敷きそのうえに並べて天日干しします。
③からからに乾いたら清潔な瓶などに保存します。
天日干しのポイントは
◆鳥などにとられないようにする。
甘いものや鳥の好物のものは蓋つきや干し野菜用ネットに入れて干しましょう。
◆カビに注意
自然乾燥のもっとも気を付けたいことはカビを防ぐことです。
予報などに気を付けてでも天気が続く日を選びます。
雨に濡らさないようにし夜は取り込みましょう。
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ドライクコのもどし方
①お湯でもどす
お湯につけて戻します。
ドライクコのレシピ
クコ入り薬膳スープの作り方
材料(2人分)
豚肉 100g
大根 4㎝
クコの実 適宜
チキンスープ 600cc
摺り卸生姜 小さじ1
大根 薄切り5cm分
とうもろこし 4センチ
醤油 適宜
塩・胡椒 適宜
ゴマ油 小さじ1
作り方
①大根は輪切りにし固ゆでする。
②鍋にチキンスープ600ccと大根、縦1/4に切ったとうもろこし豚肉、生姜を入れて煮る。
③材料に火が通ったらクコの実を入れ塩コショウ、醤油で味をつける。
④ごま油をたらして火を止める。
クコ入り菊茶の作り方
材料(2人分)
食用菊 4輪
枸杞の実 適宜
熱湯 300cc
作り方
①食用菊はきれいに洗って水けをきります。
②ポットに食用菊とクコに実を入れ熱湯を注ぎます。
③蓋をしたまま5分ほど蒸らしてからカップに食用菊とクコの実とともに注ぎます。
クコ入り杏仁豆腐の作り方
材料(2人分)
杏仁霜 5g
グラニュー糖 40g
牛乳 100cc
粉ゼラチン 2g
生クリーム 50cc
水 50cc
クコの実 4粒
シロップ
・グラニュー糖 20g
・水 50cc
作り方
①粉ゼラチンを少量のお湯で溶かします。
②小鍋にシロップのグラニュー糖と水を入れ一煮たちさせてからクコの実を入れ粗熱が取れたら冷蔵庫で冷やします。
③鍋に杏仁霜、グラニュー糖を泡だて器でかき混ぜながら少しずつ水を溶かし入れ加熱します。
④砂糖が解けたら火を止め粗熱が取れたらゼラチンを混ぜ牛乳、生クリームを混ぜ冷蔵庫で冷やし固めます。
⑤冷えた杏仁豆腐にシロップとクコの実を入れます。
ドライクコの効果・効能
● 滋養強壮
● 貧血予防
● 美白効果
● アンチエイジング効果
● 乾燥肌予防
● 冷え性緩和
● 風邪予防
● 視力を維持
● 健胃作用
● 疲れ目緩和
などの効能が期待されています。
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