これらの植物を乾燥させることによっていつでも食べられるようにするため、古くからさまざまな干し野菜やドライフルーツの作り方が伝えられてきました。
野菜や果物には乾燥することによって旨みが凝縮し栄養価も高まる利点もあります。
是非あなたも自家製の干し野菜やドライフルーツをを作ってみませんか？
アプリコットは
アプリコットはカリフォルニアなどを原産とする木になる果実でβ―カロチンやカリウム、食物繊維など多くの栄養素を含みます。
日本では杏子とも呼ばれており酸味が強いためドライフルーツにしたり果実酒などで用いられています。
アプリコットは乾燥することによって甘みが凝縮し酸味がほとんどなくなるので食べやすくなります。
干しアプリコットの作り方
アプリコットは家庭で干すと色が黒く変色してしまうことがありますが、無添加なので安心して食べることができます。
干し方
①アプリコットはよく洗ってキッチンペーパーなどで水分をきれいにふき取ります。
②半分に切り種をくりぬきます。
③専用の編みなどに重ならないように並べて天日干しします。
④きれいに乾燥したら煮沸消毒した清潔な瓶などに保存します。
天日干しのポイントは
◆鳥などにとられないようにする。
甘いものや鳥の好物のものは蓋つきや干し野菜用ネットに入れて干しましょう。
◆カビに注意
自然乾燥のもっとも気を付けたいことはカビを防ぐことです。
予報などに気を付けてでも天気が続く日を選びます。
雨に濡らさないようにし夜は取り込みましょう。
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ドライアプリコットのもどし方
ドライアプリコットは食べる分だけお湯につけて2～3時間おいてもどします。
ヨーグルトにつけてもどすこともできます。
器に使う分だけのドライアプリコットを入れヨーグルトをかけて冷蔵庫で一晩おきます。
柔らかくなったアプリコットはヨーグルトから出して使用します。
ドライアプリコットのレシピ
ドライアプリコット入りヨーグルトの作り方
材料（2人分）
ドライアプリコット 2コ
プレーンヨーグルト 400㏄
蜂蜜 大匙1
作り方
①ドライアプリコットは食べやすい大きさにカットします。
②プレーンヨーグルトに蜂蜜を入れ混ぜ合わせます。
③器に盛りアプリコットをトッピングします。
ドライアプリコットジャムの作り方
材料
ドライアプリコット 200g
水 400cc
グラニュー糖 100g
レモン汁 大匙1/2
作り方
①アプリコットは4等分くらいにカットします。
②鍋に水、アプリコット、砂糖を入れ火にかけます。
③沸騰したら火を弱め好みの方さに煮詰めます。
④レモン汁を入れ火を止めます。
⑤粗熱が取れたらあらかじめ煮沸消毒しておいた瓶に詰め保存します。
ドライアプリコットのラム酒漬けの作り方
材料
ドライアプリコット 200g
ラム酒 適宜
作り方
①煮沸消毒した清潔な瓶にドライアプリコットを入れます。
②アプリコットがしっかりつかるようにラム酒を注ぎます。
③直射日光を避け保存します。
※バウンドケーキなどを作るときなどに使います。
ドライアプリコットの効果・効能
● 便秘解消
● 貧血予防
● 食欲増進
● 冷え性予防
● 風邪予防
● 眼精疲労
● 老化予防
● 肌荒れ予防
などの効能が期待されています。
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